毎年5月頃から、徳島県那賀町相生(あいおい)地区では青々をした茶畑の景色が見られます。相生町で作られる阿波番茶は地名をとって「相生晩茶(あいおいばんちゃ)」とも呼ばれます。
今回は相生地区で晩茶農家を営む湯浅茶園さんの作業場で阿波番茶作りを取材・体験させて頂きました。
まずは茶摘み体験から。
阿波晩茶は、一般の緑茶や煎茶に使用される5月頃のやわらかな新芽ではなく、7月中旬頃のしっかり成長した茶葉が原料です。阿波晩茶では新芽を使用すると逆に苦味が出るので先に刈り取ってしまいます。
湯浅茶園さんでは茶摘みの際、専用の機械を導入されています。機械での茶積みの体験もさせて頂きましたが、機械の重量もそこそこあるので結構な重労働!加えて、緻密なコントロールも必要なため非常に難しく感じました。
農薬や化学肥料に頼らない自然循環型で育てた、阿波晩茶専用の茶畑
湯浅茶園さんでは馬ふん堆肥を肥料にされています。牧草などを主食とする馬のふんには植物性有機物が多く含まれ、有機物をえさとして土壌の微生物が活性化される効果があります。
農薬も散布しません。そもそも、阿波番茶で使用する成長した葉っぱは農薬を散布せずとも育つため、農薬を散布する必要がないのです。
農薬も散布しません。そもそも、阿波番茶で使用する成長した葉っぱは農薬を散布せずとも育つため、農薬を散布する必要がないのです。
阿波晩茶で使用する茶葉はしっかり成長した葉っぱ
阿波晩茶は、遅い時期まで成長した夏季の茶葉を成長するまで十分育て、厚みの出る遅い時期に摘むことから
「番茶」ではなく「晩」茶と呼ばれます。
湯浅茶園さんで持たれている釜は他の茶園よりも大きいそうで、一度に使用する茶葉もこのボリューム。
次は茶葉を茹でる工程に入ります。
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那賀町に伝わる伝統後発酵茶「阿波晩茶」(vol.1 茶摘み編)
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那賀町に伝わる伝統後発酵茶「阿波晩茶」(vol.2 湯通し~樽漬け編)
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那賀町に伝わる伝統後発酵茶「阿波晩茶」(vol.3 天日干し編)
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那賀町に伝わる伝統後発酵茶「阿波晩茶」(vol.1 茶摘み編)
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